2018/10/25山本博志四段昇段祝賀会②
◆師匠・小倉久史七段の挨拶
三段リーグは、対局に勝った方が、勝敗表にハンコを押しに来る仕組み。私は奨励会幹事としてその部屋で待っていました。
最終戦、山本の相手は関西の三段。私は関東の幹事なので、関西の奨励会員の顔と名前が全員一致しているわけではありません。だから、自分の知らない関西の三段が来るたびに、「山本が負けたのか」と緊張しながら待っていました。
つらい時間だった。
山本がハンコを押しに来たときに感極まって言葉が出ずに、 なんとか「おめでとう」とだけ言えました。
山本には対局、普及両面で活躍する棋士になってほしい。
◆山本四段の挨拶(かなり抜粋)
師匠から頂いた言葉は「人との繋がりを大事にしなさい。少なくとも今日来てくれる100人は君の味方だ」と。
こんなに多くの味方がいてくださって本当に嬉しいです。ありがとうございます。
皆さんの期待に応えて、タイトルを取れるように精進します。